一昨日、ブリティッシュライオンズ(英4協会=イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド=ラグビー合同チーム)の南アフリカとのテストマッチのライブ放送を、都内某所で観るというイベントへ行って来ました。クローズドなイベントで、日本人はアディダスの方以外はほとんどいず、イギリス、南アフリカ、オーストラリアをはじめ、外国人がたくさん集まって大画面を観ながら応援していました。
その場の雰囲気も、映像で見たスタジアムのスタンドでも、外国人の方がスポーツの楽しみ方を心得ているなということを感じました。本当に楽しそうに観ますよね。一方、日本人は楽しみが多すぎるのかもしれませんね。例えばその日、サントリーvs.東芝、その後オーストラリアvs.フランス、その夜にはブリティッシュライオンズvs.南アフリカというラグビーの試合があって、間にその他のテレビ番組とかもある訳です(笑)。
何がメインディッシュ?という状態が、他のイベントやスポーツにしてもあるのではないでしょうか。スポーツでも試合が終わった後の余韻を楽しむ習慣も、あまりないのではと思います。残り5分ぐらいでスタンドから立って帰り出す人もいます。
今日の集まりを見ていても、とくに外国の方は試合前、試合中、試合後のすべてを楽しんでいますよね。試合の2時間前から集まってパーティーで、キックオフから観戦して、終わった後もみんな残ってやっています。ゆったりしているんでしょうか。エンジョイしてるんですよね。サッカーのワールドカップでは、試合前から盛り上がって試合で盛り上がって試合の後も盛り上がるというような、そういう影響があったと思いますが、日本にラグビーのワールドカップが来たら、日本のラグビーを観るファンも、そういう習慣というか気づきを感じてほしいなと思います。
試合の中身は両チームエキサイトしていて、とくに南アフリカは前半ぐらいから規律がなくなっていましたね。キックオフ早々にイエローカードが出ました。ブリティッシュライオンズのツアーというものが重く、「勝ちたい」と思わせる相手だからなんだと思います。最後は南アフリカのサヨナラPG。ブルズのスタンドオフのステインも、これでレギュラーでしょうね。
オーストラリアも調子がいいし、これで海外のラグビーは今年のトライネーションズ(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの南半球3か国対抗)は面白いですね。その面白さの延長戦上に11月に日本でも試合があります(「ブレディスローカップ 東京 2009」オーストラリア代表vs.ニュージーランド代表定期戦・10/31国立競技場)。楽しみですね。
(清宮克幸の監督室 第557回) [photo:針谷和昌]


