※東芝戦後の記者会見 Q&A
Q:外から見ている監督としての課題は?
清宮
やはり、ディフェンスになってくると思います。そうはいえ、トップリーグでたぶんいちばん失トライ数が少ないかもしれません。ちょっと三洋とどうかわかりませんが。まだまだ今日の試合を見ていても、取られなくてもいい場面で、トライ、失点をしてしまっているというのがあるので、そこはやはり三洋と戦うにあたっては、修正していかなければいけないなと感じました。

Q:気持ちは次、というのは、三洋戦のこと?あるいはプレイオフ?
清宮
三洋戦のことです。
Q:キャプテン、去年のここでの試合はたぶんとても悔しい試合だったと思いますが、どんな気持ちでことし臨んだんですか?
佐々木
そうですね、去年の僕の状況は怪我をして、ただ仲間を見るだけというか、何の力にもなれなかった、そういう現実があるんですけれど、去年のベースに今年は更に上乗せして、しっかりといい練習を積んで来れたと、自分自身、自負していましたので、去年のような試合には絶対にならないという自信もありました。

Q:試合の入りは東芝の勢いがあったかと思いますが、どう感じ、どう受け止め切り返したか?
佐々木
予想通りと言いますか、東芝やったらこれぐらいの圧力をかけてくるだろうなと思っていて、ダメな時のサントリーだとあそこから崩れていってしまうのですが、今日は皆に1週間と言わず、後半戦が始まってずっと言い続けてきた「入りのプレーで負けない」そういうことを言い続けてきているので、プレッシャーは感じましたけれど、仲間を信頼する気持ちというのはまったく薄れなくて、自信を持ってプレーしていました。
Q:今年のサントリー、後半に入ってからもホーンが鳴ってもずっと攻めている印象があるんですが
佐々木
そうですね、終わらせたくないというか、もっとトライを取りたい。僕はサントリーのラグビーというのは、80分と言わず、「ホーンが鳴るまでアタックするのがサントリーのラグビーだ」と皆にずっと言い続けているので、そういう意味で攻めたいと…(笑)、でもまぁ、これからはちょっと考えます(笑)。
Q:監督、この件について
清宮
いやぁ、たまたまハーフウェイラインの向こうにいるから、というのが1つありますね。もちろん自陣でそういうプレーになったら切るということだと思います。敵陣でトライの臭いがするのに、タッチを蹴ってしまうプレーは、実に寂しいプレーだと、そういうことは何度も言っていましたね。
なぜトライを取れる可能性が高いのにプレーを切るのか?そういう基準に沿って、選手たちはプレーしていると思います。

Q:そういう問い掛けは監督からしたけど選手が…
清宮
だから今は自然に攻める様になっていて、自然に「小野澤、トライしてくれ」みたいな…。
Q:今日のあのトライは非常に勝利に直結したトライでしたね
清宮
そうですね。剛(有賀)がパスをもう1個してもいいなというところがありましたから。でも、しなかったですね。
Q:ラックで低く入っていたのは東芝相手というのを意識して?
佐々木
1週間、監督から練習で怒られ続けてきたので。あのー(笑)、やらないとという危機感がみんなあったんじゃないですかね?(笑)
Q:それでターンオーバーがいっぱい出来たということは、いいプレーだったと
佐々木
はい、そうですね。いいプレーだったと思います。
Q:ご自身もいいプレーだったと
佐々木
はい、前よりは良かったかなと。
Q:後半、審判に「何で?」みたいなところもありましたけれど
佐々木
はい、そうですね。
清宮
キャプテンとしてゲームが荒れ始める臭いがしていたので、きっとマネジメントしようと、コミュニケーションを取ったんだと思います。僕も見ていて感じてましたし、ちょっと東芝のプレーがラフになってきた、荒くなってきたし…。

Q:いいタイミングでということですね
清宮
いいタイミング。
—(司会)それではありがとうございました。
清宮
皆さん、よいお年を。
(清宮克幸の監督室 第634回) [photo:長尾亜紀/report:針谷和昌]

