ラグビーシーズンも佳境ですが、まず大学ラグビー。流れ的には完全に早稲田の流れでした。野球にしても駅伝にしても、アメフトも関東で優勝して(甲子園ボ ウルでは勝てなかったけれども)「学生スポーツ=早稲田」みたいな流れがありましたが、それを断ち切ってしまいましたね。
今年のチームは、早稲田の監督をやめてから、いちばん関わったチームでした。夏合宿へも行きましたし、勝ってほしいなと思うチームでした。勝てるメンバーはいたんじゃないかなと思います。辻監督は優勝を逃したあとのパーティーで「残されたチャンスを精いっぱいやるだけだ」とコメントしていましたが、この1年、とくに最後ですけれど、もうひと工夫、決勝の舞台でどう力を出させるかということで、いい経験を積んだと思います。ライバルたちも同じように戦ったら同じように負けるのはわかってる訳ですから、勝ったチームはいかに主導権を握らなければいけないかというところが、よくわかったのではないかと思います。

トップリーグは、三洋電機が少し落ち気味ですが、ルール上、相手ボールを取れなくなったのは大きいなぁと思います。四強のうち、いちばんこのルール改変が響い ているチームは三洋ですし、いちばん恩恵を得ているチームはサントリーのはずです。三洋はトニー・ブラウンが出てくるかどうかで、まったく違うチームになりますね。
東芝とサントリーは、過去何試合かのうちで、サントリーが快勝している試合がいくつかありますが、やはり後ろのスペースをどう使うかではないでしょうか。自分たちの良さを活かすために、サントリーが次の試合でそこをついてくるのか。これまでと戦い方を変えてくるのではないかと思います。
(清宮克幸の休憩室 第19回)

