マイクロソフトカップの負けを引きずらず、しっかり前を向けたこと
、これがクボタ戦のいちばん良かった点ですね。この2年間を考えても、この時期にこれだけ元気だということは、なかなかないんじゃないかなと思います。あっ、1試合少ないからだ。プレーオフの決勝は痛むんですよ、やっぱり(笑)。

クボタ戦は野村と剛(有賀)と元の3人が復帰のゲームで、チームにしっかりとエネルギーをくれました。野村は「今やらないとチャンスないんです」なんて言いながら、先週から無理矢理に復帰しました。キックを蹴り始めたのも今週からでした。それぐらいだったんで、良かったですね。

早稲田が次の相手ですが、多くのファンが楽しみにしている日本選手権での学生とトップリーグチームとの試合なので、トップリーグはトップリーグらしく戦う、学生は学生らしく戦う、そういう多くの人に力を与えられるような試合がしたいと思っています。

ラグビー界は今、ネガティブなニュースがありますし、それ以外に世の中でもネガティブなニュースが多い中で、そういう時こそ僕らがグラウンドでいいラグビーを見せて、うちのミッションである「スポーツの夢と感動を伝える」というところをしっかり発揮したいなと思います。
ただ早稲田ということでは、本来ならトップリーグのファイナリストになると学生とは当たらないので、なかなかやる機会がないとずっと思っていたんですけれど、こんな形で僕の教え子がいる間に試合するというのも、何かの縁かなと、そんなふうに思っています。
(清宮克幸の監督室 第493回) [photo:針谷和昌]