12 月 18 2007

Celebrating the 2008 New Year in Japan / 日本で迎えるお正月

Published at 11:30 PM under Diary/日記

2007年12月11日
楢崎 教子

 皆様、お元気でお過ごしでしょうか?今年は実に2年ぶりに主人や家族とともに日本でお正月を迎えられることを今からとても楽しみにしています。さて、7月から通い始めているマッサージの学校もクリスマス休暇のため3週間お休みになります。今学期は週3回各4時間、指圧の勉強をしました。まさかアメリカで日本の指圧を勉強することになるとは考えてもいませんでしたが、10週間の実習を終えて、人の心と体、つまりその人の人生に関わり合う仕事はとても興味深いですし、やりがいのある仕事だと思いました。
 
 問診では、その人の生活習慣やストレス・レベル、過去から現在における病歴や怪我の状態について話し合いながら、実際その人の体に触れて、どこに指圧をすれば効果があるのかを感じ取ります。しかし、どの経絡(けいらく:体に650以上あるツボの通り道)を選ぶかを決める際に指圧の知識や技術を身につけておくことはもちろん大切ですが、経験を積まないことには自分の直感を信じて、自信を持って指圧をすることは難しいと実感しました。
 
 指圧の勉強を通じて、知的でとてもおしゃべり好きな先生、クリスタに出会えたことは本当に幸せなことでした。クリスタから学んだことは、人への気配りの大切さ、そして彼女の人生経験を惜しみなく授業の中で話してくれた姿勢は、指圧に対する熱意と私たち生徒をいい方向に導いていこうという気持ちに溢れていました。私も現在は指導者として柔道に携わっていますが、選手時代に夢中になって柔道に取り組んでいた時の情熱、柔道指導に多くの時間と労力を費やしてくれた指導者たち、そして私自身も柔道指導を通じて成長させてもらっているという感謝の気持ちを忘れずにこれからも精進していきたいと思っています。
 


指圧の先生、クリスタです

 
 実は日本に住んでいた時には、日本で迎えるお正月に対する思い入れは余りありませんでした。それと同じく、日本の柔道家として外国で柔道を教えること、日本の指圧、おせち料理を含む日本の料理、茶道・華道・書道など挙げたらきりがありませんが、日本の文化が今まで以上にとても大切でいとおしいものだと感じるようになりました。日本人として外国の人たちと文化交流ができることはとても楽しいことです。日本の文化を継承し、そして外国の人たちと国際交流をしていく中で、自分自身の存在価値について考えたり、自信を持ったりするきっかけになるのではないかと実感しています。
 

 
ボルダーに住む日本の友人たちと一緒に
おせち料理の交換会をした時の写真です

 
 先日、「倭(やまと)」というグループ名で太鼓を演奏する日本人たちがコロラド州立大学ボルダー校で演奏をしてくれました。2時間の演奏が終了した時には、満場総立ちで大きな拍手喝采に包まれていました。自分が演奏した訳ではありませんが、とても誇らしい気持ちになりました。寸分の狂いもなくグループで太鼓を打ち続ける様子は圧巻でした。どれだけ長い年数練習をして、あれだけの技術を身につけたのだろうと考えていました。特技を身に着けるためには根気がいりますし、大変かもしれませんが、それを表現できた時の喜びは充実感、達成感、開放感に満たされて、今までの苦労は苦労ではなく、感謝の気持ちに変わると信じています。そんな経験ができたら、人生がもっともっと充実したものになるのではないかと想像しています。
 
 2008年は、ねずみ年。今年は年女。何かいいことあるかな?と大きな期待をふくらまして日本のお正月を満喫したいと思っています。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。よいお正月をお迎え下さい。
 
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