Published on 30th 5 月 2008
FIVBワールドツアー・スペインオープン、女子の楠原/佐伯と同様、男子の朝日/白鳥も17位決定戦に敗れ、17位となった。気になるチームのポイントは120ポイントを獲得して、これまでのベスト8パフォーマンスの中の最低ポイント100と入れ替わって、五輪予選ポイント合計を20増やして1680ポイントとなった。
ポイントも増えたし完全復調、と思い込みたいところだが、この17決のスコアを見るとそうも言っていられない。第1セットを競って落とし、さぁ挽回かという第2セットはさらにやられて、得点は10、ダブルスコア以上で負けてしまった。対戦相手やスコアや試合時間以外に判断材料がまったくない中、あまり軽率なことは言えないが、状態はちょっと深刻なようである。
第1セット途中から修正作業に取り掛かって、あるいは第2セットになって対策を講じて逆転する、あるいは逆転まで行かなくても、次に繋がる光が見えるところまではやって来る、というのがこれまでの2人ではなかったかと思う。その修正がままならず、修正作業は大会と大会の間にせざるを得なくなった。
残すところあと6大会。正念場の中の正念場。とてつもない戦いを、この2人は今、やっている。
◆男子スペインオープン
[17位決定戦]
○Geor/Gia(グルジア)[17] 2(21-19, 21-10)0 ●朝日/白鳥[18](試合時間 0:44)
(UPDATE 3746 / dig it! #11 針谷和昌)
Published on 30th 5 月 2008
惜しいですね。楠原/佐伯17位。あと1つ勝てば五輪予選ポイントを増やすことができました。試合時間も52分、2セットでこの時間ですからかなりの熱戦だったことが想像できます。
一方、朝日/白鳥も楠原/佐伯チームと同じ歩みで、17決へと進みました。シード順も競っているグルジアとの試合。こっちは勝って欲しいですね。
◆女子スペインオープン
【17位決定戦】
○Goller/Ludwig(ドイツ)[5]2(23-21,21-18)0●楠原/佐伯[22] (試合時間 0:52)
※17位(120ポイント)
◆男子スペインオープン
【本戦1回戦】
●Gagliano/Dugrip(フランス)[15]1(19-21, 21-17, 13-15)2○朝日/白鳥[18] (試合時間 0:57)
【本戦2回戦】
●朝日/白鳥[18] 1(21-19, 17-21, 12-15)2○Brink/Dieckmann Ch.(ドイツ)[2] (試合時間 0:59)
<チーム名の次の [ ] はシード順>
(UPDATE 3745 針谷和昌)
Published on 29th 5 月 2008
FIVBワールドツアー(男子第6戦・女子第5戦)スペインオープンは、女子が本戦に突入し、男子は予選が終わった。
好調の楠原/佐伯は1回戦で第11シードのドイツ組に逆転勝利。続く2回戦はアメリカ第3チームに敗れて、29日朝9時からの敗者復活2回戦(17位決定戦)へと進んだ。
再びドイツとの対戦。今大会2度目のドイツ戦にも勝って、3大会連続13位以上といきたいところ。
男子は予選からの西村/森川が本戦まであと一歩のところで敗れた。五輪予選ポイントを12ポイント増やしたが、惜しい敗退となった。
◆女子本戦(楠原/佐伯)
[Round 1]
●Pohl-Rau GER [11] ○Teru Saiki-Kusuhara JPN [22] 1-2 (21-12, 17-21, 11-15) 0:54
[Round 2]
●Teru Saiki-Kusuhara JPN [22] ○Ross-Boss USA [6] 0-2 (13-21, 15-21) 0:37
[Loser are ranked 17th]
Goller-Ludwig GER [5] Teru Saiki-Kusuhara JPN [22]

(ジャパンオープンでの佐伯(左)/楠原)
◆男子予選(西村/森川)
[Round 1]
Bye ○Nishimura-Morikawa JPN [10]
[Round 2]
●Hauser-Podstawka CAN [23]○Nishimura-Morikawa JPN [10] 0-2 (15-21, 20-22) 0:45
[Round 3]
○Hernandez-Jackson VEN [7]●Nishimura-Morikawa JPN [10] 2-0 (21-18, 21-17) 0:48
※33位(30ポイント)
(UPDATE 3744 / 針谷和昌)
Published on 29th 5 月 2008
えっ!?もうやってるの?もう予選が終わっちゃったの?そんなスピードでFIVBワールドツアー女子第5戦スペインオープンが始まっている。同時開催の男子より1日早い日程だそうで、そうするとこういうタイミングなのか。予選も残すところ後7大会。あっと言う間に終わる気がする。そしてまさしくここ数大会が正念場だという認識が強まる。
そんな中、楠原/佐伯が予選2連勝で突破、他の3チームはいずれも2回戦で敗れ、41位、18ポイント獲得。いや、獲得ではない。増ポイントなし。もはや18ポイントでは日本勢のベスト8パフォーマンス合計ポイントは増えないのである。スコアを見る限り、楠原/佐伯はいずれもストレート勝ち、内容も完勝という感じ。この勢いで、日本大会で達成できなかったランキング1桁台と行きたいところだ。
好調を維持するチーム楠原/佐伯、このチームは両選手に加えて徳野コーチと五十嵐トレーナーの4人で編成されている。大阪でもコーチとトレーナー、コーチと選手、そして全員で、よく話し合っているシーンを目撃した。「コミュニケーション」をテーマに、佐伯を中心に今年から組まれた4人のチーム。ビーチバレー11年目の佐伯。敷かれたレールの上を走るのではなく、自らレールを敷いてその上を走る。その姿には“頼もしさ”すら感じさせられる。
考えてみれば、いままで日本女子から5チームのオリンピック代表が生まれているが、楠原/佐伯が北京に出場することになると、ミセスである選手も、母親である選手も、佐伯美香が初めてである。奥様は強し、母は強し。ビーチバレーの新しい“日本初”を生み出すだけの十分なパワーが、今の佐伯選手にはみなぎっている気がする。

(ジャパンオープンで前の試合が終わる直前のチーム楠原/佐伯 photo:針谷和昌)
◆女子スペインオープン
【女子予選1回戦】
○楠原/佐伯[4] Bye
○小泉/田中[6] Bye
○浦田/鈴木[17]2(21-7, 21-7)0●Bagge/Griffiths(ニュージーランド)[48](試合時間0:25)
○浅尾/西堀[19]2(27-25, 21-19)0●Chiavaro/Malerba(イタリア)[46]
【女子予選2回戦】
●Reyes/Gaxiola(メキシコ)[29]0(14-21, 18-21)2○楠原/佐伯[4](試合時間0:44)
○Urban/Wiat(ポーランド)[27]2(21-14, 21-19)0●小泉/田中[6](試合時間0:37)
※41位(18ポイント)
●浦田/鈴木[17]0(18-21, 13-21)2○Banck/Gunther(ドイツ)[16](試合時間0:46)
※41位(18ポイント)
●浅尾/西堀[19]1(18-21, 21-18, 10-15)2○Gioria/Momoli(イタリア)[14](試合時間0:59)
※41位(18ポイント)
【女子予選3回戦】
●Keizer/de Vries(オランダ)[13]0(15-21, 16-21)2○楠原/佐伯[4](試合時間0:38)
<チーム名の次の [ ] はシード順>
(UPDATE 3743 / 針谷和昌)
Published on 28th 5 月 2008
「昨年から始まった僕らのビーチバレー論は通用しないのかとさえ思う」とザ・スタジアムの先日の白鳥勝浩ブログにあったが(http://thestadium.jp/top/blog/athletes/shiratori/)、選手というのは1試合1試合に自分の存在を懸けて戦っているから、本当に大変だ。
「深い穴を掘る」ことを信じ切っていた去年に比べて、今年、スタートダッシュがままならない状況では、どうしても自分たちがやっている、あるいはやってきたことに、疑問を感じざるを得ないかもしれない。
だが、ここはブレずに、こういう時こそ基本に立ち還り、深い穴を掘って行くことなのでは?と、外野で見ている僕は思う。あくまでも外野だから何でも好きなことが言える訳だし、チームでよく話し合ったという中身もわからないが、そうあって欲しいなという希望も込めてそう思う。
そんな白鳥選手から、ちょっと元気のいいメールが来た。
『ラッキーなことに上位チームの参加が少なく
メインドローからスタートです。
悪い状況なだけにうれしいです。
頑張ります。
あと今回会場がすごいので写真送ります』

確かに驚くべき会場というか、何だか訳がわからないけれど、非日常空間の会場が出現していることは間違いなさそう。この会場で、朝日/白鳥チームがまた新たにふっきれればいいなぁと思う。
(UPDATE 3742 / dig it! #10 針谷和昌)